敏感肌の原因は?正しい洗顔方法と化粧水のつけ方は?
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季節の変わり目だったり、身体自体がつかれていて免疫力が落ちているときだったり…。お肌が敏感に傾くことってありませんか?
特にこういうお肌状態の時は、洗顔後だったり化粧水をつけた時、ヒリヒリ痛くなったり、ひどい場合は赤くなってしまうことも。
こんな症状を実感したことがある人は、少なくとも敏感肌といっていいでしょう。
今回は、敏感肌の原因や正しい洗顔方法・化粧水のつけ方をご紹介していきたいと思います。
目次
敏感肌の原因は?
まず最初の基本としてお話しておきたいのは、どうして敏感肌になってしまうのかということです。
もちろんもともとの体質の場合もありますが、以下のような理由によって敏感肌になってしまいます。
・スキンケア方法が間違っている
→知らず知らずのうちにお肌を傷つけてしまっていたり(例えばごしごし洗顔など)、自分のお肌に合わない化粧品を使ってはいませんか?
・季節の変わり目
→季節の変わり目はどうしても敏感になりがちです。
寒暖差も激しいので、風邪もひきやすいですよね。それと一緒ですね。
・ストレスを感じていたり、ライフスタイルが乱れている場合
→ストレスは様々な支障を体に及ぼしますが、それがお肌にも出てしまうこともあります。
又、睡眠不足なども影響を及ぼしますよ。
・ホルモンバランスによるもの
→女性特有のものですね。
月経や妊娠などなど、ホルモンバランスがこれまでとは崩れることで一時的に敏感になってしまうこともあります。
正しい洗顔方法 敏感肌なら?
では早速ですが、敏感肌の方に正しいスキンケア方法を伝授したいと思います。
まずは基本の洗顔ケアについてみていきましょう。
敏感肌の朝の洗顔
朝は洗顔フォームを使わなくてもオッケーです。
ぬるま湯ですすぐだけでも大丈夫。ノーメイクの時も同様ですね。
1.まず手を洗う
※手には雑菌が多いので、先に手洗いするのは基本です
2.ひと肌(36℃前後)程度で優しく顔をすすぐ
3.最清潔なタオルで優しく水気を拭う
ここでの注意点は、ゴシゴシしないということ!
これが刺激になってしまいますよ。
顔にタオルを優しく当てる感じで水分をとりましょう。
敏感肌の夜の洗顔
夜のクレンジング剤は、皮脂の落としすぎも肌トラブルを招くので洗浄力の弱いミルクタイプやクリームタイプがお勧めです。
ぬれた手OKなのか乾いた手なのかは、メーカーの説明に従ってくださいね。
*クレンジング
※Tゾーン・フェイスライン・口周り・頬/目元の順
2.全体が洗えたら、しっかりすすぐ
フェイスラインやおでこなどの生え際は、すすぎ残ししやすい場所ですので、注意してしっかりすすいでください。
すすぐ際も、ゴシゴシすることの内容に注意!
その後、W洗顔が必要なのか否かは、こちらもメーカーによりますが、W洗顔が必要な場合は泡立てネットなどを使って、優しく丁寧にふわふわの泡で行ってくださいね。
*洗顔
2.泡がお肌と手の間のクッションになるようにくるくる広げる
3.しっかりすすぐ
洗う順番は、クレンジングと同じです。
長時間洗うことがないように気を付けましょう。
洗顔は、1分以内で済ませて、すすぎに入るのが基本です。
皮脂の落としすぎは、バリア機能を低下させるため敏感肌に致命的なダメージとなります。
洗顔は洗髪のあと
洗顔をするタイミングですが、髪を洗った後にしましょう。シャンプーなどの泡の成分がお肌について、ニキビなどの原因となってしまうからです。
ここで、気になるのがW洗顔不要の場合。
お風呂に入って先にクレンジングをしてしまう人も多いですよね。
その後、洗顔する場合は、洗髪を挟んだあとが基本ですが、W洗顔不要の場合に悩むかと思います。
ですが、W洗顔不要のクレンジングの場合も、やはり洗髪の後にしましょう。
敏感肌の化粧水のつけ方は?
スキンケアの中でも、洗顔と並ぶ重要なポイントが化粧水のつけ方(保湿)です。
敏感肌の化粧水をつけるタイミング・つけ方をチェックしてみてください。
お風呂上りに化粧水をつけるタイミング
できる限り早く!理想は3分以内に化粧水をつけましょう!
乾燥しやすいお風呂上りは、このスピードでお肌に差もでてきます。
・クレンジングや洗顔で皮脂を落としている
・お湯で皮脂が溶けやすい
・汗をかきやすい
・水分蒸発でお肌の水分も奪われやすい
水分蒸発を防いでくれている皮脂が落ちやすいことで、乾燥しやすくなります。
さらに、お風呂上りに水分をちゃんと拭きとっていないと、お肌の水分も一緒に蒸発してしまうのです。
その為、乾燥しやすいお風呂上りは1秒でも早く化粧水をつけることが大切です。
お風呂上りは、一日の中で最も乾燥するといっても過言ではありません。
ですが、正直髪や体を拭いたり乾かしたりしている間に、あっという間に時間は過ぎますよね。
なので、お風呂の入り口付近に化粧水を置いておきましょう。
さっと顔の水分を取って、先に化粧水をつければOK!
敏感肌の化粧水のつけ方
正しい化粧水のつけ方も再確認しておきましょう。
冷たすぎると刺激になりやすいので注意!
2.優しく顔全体を覆うようにつける
※ゆっくりじんわりと、丁寧につけましょう
乾燥がひどい場合は・・・
3.さらに気になる箇所や全体に重ねづけする
※お肌に掌が吸い付くまでなじませましょう
美容液や乳液、クリームであってもつけ方は共通しています。
スキンケア時の注意点
お肌にコットンや手でポンポンとパッティングするのはやめましょう。
以前は、お肌に浸透させる・引き締めるために行われてきましたが、お肌の刺激となり負担を掛ける行為ということで今はパッティングはNGとされています。
特に敏感肌の人は、些細な刺激でもお肌に負担を掛けるので、スキンケアの際は特に優しくお肌に触れるようにしてください。
美容液やクリームなどを塗る時も、皮膚を引っ張らないように気を付けましょう。
スキンケアの使う順番は?
スキンケアするときに、使う順番を悩むことがありますよね。
この使う順番も、とても大切なので今まで気にしてなかったという人は、確認してみてくださいね。
スキンケアを使う順番は、油分の量で決まります。
最後に付けるものほど、油分が多い物と覚えておきましょう。
化粧水⇒美容液⇒乳液⇒クリーム
この順番で使います。もし、美容液などを使っていない場合は、それを抜いて考えてください。順番がひっくり返るようなつけ方は、やめましょう。
最近は、オールインワンジェルも増えていますが、化粧水はつけることをおすすめします。特にお風呂上りは、乾燥しやすいのでぜひ使ってみてください。
しっかり保湿することで、他のアイテムの浸透もしやすくなりますよ。
敏感肌は、お肌のバリア機能も低下・乾燥が進みます。
この悪循環を断ち切るのに必要不可欠なのが保湿です。しっかりとお肌に潤いを与えて、バリア機能アップ・ターンオーバーを促しましょう。
その為、化粧水の後は乳液もしくはクリームで水分が逃げないように蓋をするようにしてくださいね。
途中の工程を飛ばすのは良いのですが、お風呂上りにいきなりクリームを塗るというのはやめましょう。
水分のないお肌を、いきなり油分の多いクリームで蓋をすると毛穴に油分がつまってしまい、ニキビの原因になります。
化粧水は、必須と覚えておくようにしてくださいね。
まとめ
敏感肌になると、小さな刺激でもダメージを受けやすい状態です。大抵は、乾燥とセットで見られますので、しっかり保湿してバリア機能を上げましょう。
お風呂上りは、普通肌の人でもとても乾燥しやすいタイミングです。その為、敏感肌・乾燥肌の人は特に注意が必要です。
お風呂をでたらすぐ手に届く範囲に化粧水をおいて、1秒でも早く化粧水をつけましょう。スキンケアは、使う順番も大切です。
一歩間違えば、肌トラブルを増やすことになるのでスキンケアの使う順番も、チェックしてみてくださいね。