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乾燥肌におすすめの成分3選!スキンケアのポイントと注意点も解説!

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乾燥肌の原因は、保湿不足というだけではありません。

皮膚の再生能力やバリア機能の低下が、深く関係しています。

だからこそ、スキンケアアイテムで肌の表面をうるおしても効果が感じられない…。

 

真の乾燥肌対策をしたいなら、肌のしくみ、有効成分、スキンケアのポイントを知るべき。

間違った洗顔・クレンジング方法も、お肌のカサつきを招く要因。

今回は、乾燥肌におすすめ成分3つとスキンケアのポイントを解説します。

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乾燥肌におすすめの成分 3選

乾燥肌におすすめの成分

乾燥は、最もよく挙がる肌荒れ症状の1つ。

空気が乾く秋・冬以外でも、四季を通してカサつきを訴える女性が増えています。

まずは、乾燥肌のスキンケアに効果的な3つの成分を見ていきましょう。

 

セラミド

セラミドとは、別名で「細胞間脂質」とも呼ばれる成分。

表皮(肌の一番外側)のうるおいを保ち、バリア機能を支える効果があります。

皮膚表面がボロボロと剥がれ落ちる症状が出るような乾燥肌には、セラミドを補給しましょう。

 

ただし、化粧品に含まれるセラミドの種類は、大きく分けて7つ

どの成分を選ぶかによって、効果の出方もまるで変わります。

肌の乾燥具合や荒れ方によって、適切な成分を選ぶ必要があるのです。

 

セラミドの種類と効果まとめ

種類 効果
セラミド1 肌本来の水分保持力を高め

外部刺激から守る

 セラミド2 人間の体内に最も多く含まれる細胞間脂質

保湿力の底上げに最適

 セラミド3  水分保持だけでなく、

しわ予防にも効果的

 セラミド4・5  外部刺激から肌を守り、

バリア機能の修復に必要な成分

 セラミド6・6Ⅱ  水分保持・しわ予防に加え、

肌のターンオーバーを促進する

 セラミド7  表皮常在菌(日かにある菌)の

バランスを整える

 

解説

乾燥肌向けのスキンケアには、セラミド2を多く含むローションやクリームがおすすめ。

こちらはヒト型セラミドとも呼ばれ、人間の体内にある細胞間脂質に最も近い成分です。

症状の中にかゆみ・かぶれがある場合は、セラミド45で外部刺激から肌を守りましょう。

 

コラーゲン

コラーゲンと聞くと、肌のうるおいを保つための成分と認識する女性が多いでしょう。

実は、それだけではありません。

皮膚の水分保持力を上げるほか、骨や臓器など全身の機能を丈夫に保つ役割をするのも、コラーゲンなのです。

 

私たちの体内は、たんぱく質によって健康な状態を保てています。

その中でもコラーゲンが含まれる割合は、およそ3割

まさに、女性の乾燥肌対策に欠かせない成分というわけです。

 

コラーゲンは加齢が進むにつれて減少し、肌のカサつきが気になり始めます。

特に30代を過ぎた頃、その症状をはっきりと体感することに…。

乾燥肌を自覚したらすぐに、コラーゲン配合の化粧品を使い始めるのがベスト。

 

コラーゲンの種類と効果まとめ

種類 特徴・効果
 低分子コラーゲン  コラーゲンの吸収量が多く、

より早く肌の潤いを取り戻せる

 高分子コラーゲン  アミノ酸の組成が人間により近く、

コラーゲンの生成を促す

 

解説

コラーゲンの種類によって、その特徴や効果は違います。

低分子・高分子ともに諸説ありますが、乾燥肌に効果的なのは高分子タイプ

なぜなら、アミノ酸の組成が人間により近いためです。

 

そもそもコラーゲンとは、アミノ酸が結合して生成されるたんぱく質の一種。

美肌効果を得るのに適した配列というのがあります。

低分子タイプは、分子量を小さくしているので吸収は早いのですが、コラーゲンを加工する段階で正しい配列が失われてしまうのです。

 

その点、高分子タイプであれば、コラーゲンの美肌成分がアミノ酸に分解されて失われる心配もありません。

ただ、高分子コラーゲンは分子量が大きいため吸収が遅い事でも知られていますよね。

その為、どちらのメリット・デメリットも理解した上で、化粧品・サプリメント選びをすることが肝心。

 

また、低分子・高分子の両方が配合されたコラーゲンもあるのでどちらのメリットも得たい人は両方配合されたサプリメントなどを選びましょう。

 

化粧品の場合は、高分子コラーゲンだと吸収されないと言われていますよね。

ですが、乾燥肌さんにはこの一見デメリットともとれる吸収の遅さがメリットにもなります。

吸収が遅いということは、肌表面に長くとどまって潤いを保持してくれることになるからです。

 

低分子コラーゲン配合のものにするならば、肌内部にも浸透しやすい分子量700以下の化粧品にしましょう。

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ヒアルロン酸

ヒアルロン酸とは、沢山の水分を蓄えられるムコ多糖類の1種。

1グラムあたり6リットルもの水分保持力を持ち、肌のハリとツヤをキープします。

セラミドやコラーゲンと同様に、肌のバリア機能を正常に保つために必須の成分ですね。

 

乾燥肌とあわせて、ひざの痛みなどの関節痛のある女性にもおすすめ。

ヒアルロン酸が減少し始める年齢は、平均して40代後半から。

この頃から、体内で水分を保ち続けることが困難になるため、基礎化粧品の見直しが必要。

 

ほかの有効成分と合わせて、乾燥肌を改善するためのスキンケアを始めましょう。

 

ヒアルロン酸の種類と効果まとめ

種類 特徴・効果
 ヒアルロン酸  肌の外側から潤いを保つので、

乾燥肌対策に良い

 加水分解

ヒアルロン酸

 通常のヒアルロン酸よりも分子が細かく、

肌の奥まで水分を浸透させられる

 スーパー

ヒアルロン酸

 浸透力に優れているほか、

長時間にわたり水分の蒸発を防いでくれる

 

解説

ヒアルロン酸は、大きく分けて3種類あります。

なかでもスーパーヒアルロン酸は、浸透力に優れていて乾燥肌に効果てきめん。

長い時間潤いをキープしてくれる優れもので、従来のヒアルロン酸の倍ほどの水分保持力があります。

 

「化粧水を塗り込んで間もないのに肌がカサつく」という悩みからも解放されます。

スーパーヒアルロン酸でスキンケアを見直すなら、化粧品のパッケージ裏は要チェック。

 

値段が1,000円未満のローションやクリームの場合、その大半は通常のヒアルロン酸。

安い化粧水をじゃぶじゃぶ使う派という人もいると思いますが、乾燥肌改善を考えるとここはこだわった方が近道ですよ。

 

もしくは、じゃぶじゃぶ使う化粧水は、お風呂上りにスグつける用に。

しっかりスキンケアするとき用には、質にこだわった化粧水という風に2本使いするのもおすすめです。

 

乾燥肌のスキンケアのポイント

朝・晩2回に分けて行うのがポイント!

朝と夜の2に分けてスキンケアを行うことで、乾燥肌の症状を和らげることが出来ます。

ポイントは、皮脂の分泌量や汚れの沈着度合いに合わせて洗顔や保湿を行うこと。

ここでは、時間帯別・スキンケアの手順をご紹介します。

 

乾燥肌のスキンケア手順【朝・夜の時間帯別】

種類

洗顔

クレンジング

①人肌に温めたタオルで顔を包む

②低刺激の洗顔料で皮脂汚れオフ

①湯船で毛穴を開かせる

②ジェルクレンジングでメイクオフ

③泡タイプの洗顔料で仕上げ

ローション

クリーム

ドリンク

①セラミド配合ローションを塗る

②ヒアルロン酸入りクリームで仕上げ

③コラーゲンドリンクを飲む

朝と同じ手順

※コラーゲンドリンクは不要

 

洗顔とクレンジングの注意点

洗顔料は、低刺激または敏感肌用のものを使いましょう。

合成界面活性剤の配合されたタイプはおすすめしません。

乾燥肌に最適な洗顔料は、無添加で化学成分を含まないものです。

 

人工的に作られた成分が入っていると、洗顔料の泡立ちはよくても、肌に必要な皮脂まで洗い流して余計に乾燥肌を悪化させてしまいます。

「泡立ちが良いほうが汚れがとれて肌荒れが治りやすい」と勘違いしないようにしましょう。

 

もちろん、お肌に刺激を与えないことは大切です。

ですが、固めのしっかりした泡が立つものは、乾燥肌・敏感肌には刺激が強い合成界面活性剤が使われている可能性が高いので注意してください。

 

ローションとクリームの注意点

朝晩問わず、セラミド配合のローションとヒアルロン酸入りクリームでケアします。

この時に意識したいポイントは、乾燥肌の有効成分を役割別に使い分けること。

 

例えば、セラミドで肌のバリア機能の修復・ヒアルロン酸で水分保持力を高めるなど。

また、ご使用アイテムが多い時の付ける順番・付け方などは、下記の記事を参考にしてみてください。

乾燥肌のスキンケア手順とコツはこちらでもご紹介しています>>

 

ドリンクの注意点

コラーゲンドリンクを飲む際は用量を守り、吸収率のいい朝の時間帯に飲みましょう。

起床後や洗顔後など、胃の中が空の状態で摂取するのがポイントです。

 

反対に、副交感神経が作用して胃腸の機能が休まる夜の時間帯に飲んでも、効果はあまり実感出来ないでしょう。

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乾燥肌におすすめの成分 まとめ

今回は、乾燥肌におすすめの3つの成分とスキンケアのポイントについて解説しました。

セラミド・ヒアルロン酸・コラーゲンは、化粧品によって配合量が異なります。

お肌の乾燥を早くやわらげるには、洗顔から保湿までのスキンケアを正しく行うのがコツ。

 

スキンケア方法に迷った時は、ご紹介した有効成分の役割を思い出してください。

あなたの肌が本当に必要としている成分がわかるはずです。

年間を通して女性の天敵となる「乾燥」に向き合い、水分保持力を高めて美肌を手に入れましょう。

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