クリスマスディナー前にテーブルマナー!乾杯やナプキンの扱い方も!
投稿日:
クリスマスに彼女と素敵なディナー予定という男性。
そんな男性もいらっしゃいますよね。
おしゃれなクリスマスディナーを!と思って、フランス料理のコースにしてはみたもののマナー面が心配という方もいるのでは?!
案外、コース料理を食べる機会って、少なかったりしますよね。
そこで、慌ててマナーをチェックするという男性も・・・。
やっぱり恥はかきたくないですもんね。
とはいえ、あまりにきっちりマナーを押さえても、彼女が気後れしてしまうので、最初は基本マナーを押さえて、食事を楽しめば大丈夫ですよ。
今回は、そんなクリスマスディナー前の基本的なテーブルマナーをご紹介したいと思います。
目次
クリスマスディナーでのマナーを押さえよう!
おしゃれだけど、少し敷居が高い雰囲気のあるフランス料理。
ですが、基本的なマナーを押さえておけば、後は料理を楽しむことが最優先です。
では、フランス料理のテーブルマナーについて確認しましょう。
ナイフ・フォークを使う順番のマナー
フランス料理では、ナイフとフォークがズラっと並んでいたりしますね。
用とは決まっていて、オードブル・肉/魚料理用・デザート用などとなっています。
基本的に、外側のナイフ・フォークから使います。
順番を間違えても、あまり気にする必要はありません。
目立たないように、交換してくれます。
ナイフ・フォークをお皿に置く時のマナー
まだ、食べ終わってない料理の途中でナイフ・フォークを置きたい場合には、“ハ”の字になるように置くのがマナーです。
その時に、ナイフの刃(ギザギザがある側)を自分側に向けて置きましょう。
食べ終わりには、右側から中央付近に向けてナイフ・フォークを揃えて置きましょう。
ナイフ・フォークは、中央から右斜め下に向けてはみ出るようにおきます。
※この配置が“食べ終わりました”の合図
料理を残す時には、料理を右奥に寄せてコンパクトにまとめましょう。
その上で、同じようにナイフ・フォークを揃えて置きます。
※ナイフの刃は自分側を向ける
こうしておくと、もう食べ終わったという合図になり、店員さんがお皿を下げてくれます。
サラダの食べ方のマナー
サラダも、ナイフ・フォークを持つ手は入れ替えません。
左手のフォークで食べるのがマナーとされています。
食べにくい場合は、食べやすく切ってフォークでさしましょう。
ですが、あまり細かくすると見栄えが汚くなるので、あまり切らない方が無難です。
スープの飲み方のマナー
とにかく音を立てないように気を付けましょう。
スプーンの音はもちろんですが、すすったりする音もNGです。
※左手は軽くお皿に添えます
スプーンを口の位置までもっていって、スプーンの先に口をつけて飲みます。
量が少なくなってくると、すくいにくいので左手で軽く手前を持ち上げて、スープを置く側に流れさせた状態ですくいましょう。
※スープは奥から手前という飲み方もあるので、飲みやすい方法でOK!
取っ手のあるカップで出された場合は、手にもって飲んでも大丈夫ですよ。
ライスの食べる時のマナー
フランス料理では、ライスを食べるのもナイフ・フォークの両方を使います。
フォークを右手に持ちかえて、パクパク食べるというのはとてもカジュアル寄りのお店のみ。
お店の雰囲気次第ですが、念のため食べ方を押さえておきましょう。
※食器がかち合う音をできるだけ立てないように
残す場合は、料理同様に右奥にコンパクトにまとめます。
お肉を食べる時のマナー
お魚とお肉のどちらか選ぶ際には、お肉が無難です。
魚の食べ方のマナーは、ぶっつけ本番では厳しい物があります。
彼女もマナーを知らなければ、困惑してしまうのでお肉を選んだ方が良いでしょう。
一度切ったものが、まだ大きい場合はさらに切って大丈夫です。
しっかりと、フォークでお肉を抑えて、押す時にぐっと力をいれます。
※食器がカチャカチャと音を立てないようにしましょう
最初に全部切るのは、マナー違反とされているので食べる分だけその都度切りましょう。
共通しているのは
“音を立てない”こと。
お皿の上は、綺麗にしておくこと。
テーブルマナー 乾杯のやり方は
よく日本では、乾杯の時にグラス同士をコツンと当てますよね。
ですが、実際にはこの行為はマナー違反とされています。
お店の雰囲気にもよりますが、コース料理を出しているようなお店ではあまり音を立てないのがマナーです。
また、クリスマスディナーは、ワインを飲むカップルも多いですよね。
お互いにグラスを右手に持ち、目線の高さに上げてから目を見て“乾杯”と静かに一言。
もし、彼女がグラスを合わせようとしたら、
「グラスは合わせない方がいいんだって、俺も詳しくないんだけど^^」
と、そっと教えてあげましょう。
日本では、グラスをコツンと合わせるのが当たり前のように行われていますから、合わせるものだと思っている人も多いです。
マナー知らないの?みたいな雰囲気にならないように、自分もあまり詳しくないと付け加えて彼女の気持ちにも配慮してあげましょう。
注いでもらう時のマナー
ワインの場合は、グラスに触れません。
持ち上げることがマナーのように思われていますが、ワインになると違います。
なぜかというと、グラスを持つことによって、ソムリエが距離感を測りにくくなるから。
こぼしたり、瓶とグラスが当たることにもなりかねないので、グラスに触れず注いでもらうのを見ておくのがワインを注いでもらうときのマナーです。
そして、注ぎ終わったらソムリエに会釈して“ありがとう”の気持ちを表しましょう。
テーブルマナー ナプキンの扱い方
ナプキンは、手が汚れたり・口を拭きたいときに使います。
その為に、用意されているのでわざわざ手持ちのハンカチなどを出すのはマナー違反です。
汚したら悪い・・・とか思わず、使うことこそがマナーです。
ナプキンの置き方のマナー
テーブルに用意されているナプキンは、オーダーの後。
前菜などが届く前に、膝の上に置くようにします。
折り返し部分が、お腹側にくるようにして足の上にのせます。
※折り方はそこまで気にしなくてOK
口などを拭くときは、ナプキンを広げて内側(折った時に内側に入る方)で拭きましょう。
ワインを飲む前に拭くことが多く、理由としてはワインの味わいが油分で変わってしまうからです。
フランス料理の食事中に、お手洗いで退席するのはマナー違反です。
許容範囲といえるのが、食事が終わりデザートが運ばれてくるまでの間。
その場合は、椅子の上にナプキンの中央を持って三角にするように置きましょう。
但し、お手洗いは食前に済ますのが大前提ですのでこういった状況も本来は好ましくありません。
ナプキンの食後の置き方
食後は、適当に畳んで机の上に置きましょう。
日本人なら、つい丁寧に畳んでしまいそうになりますが、丁寧に畳むと“美味しくなかった”という意味合いに捉えられるのです!
ですが、あまりにポイっと置くのも微妙なので、適当に畳んで置きましょう。
角を合わしたりせず、軽く折ったら大丈夫です。
まとめ
クリスマスディナーを楽しむためには、あまりガチガチにならないことも大切です。
マナーにこだわり過ぎては、彼女も食事を楽しめません。
音を立てない・綺麗に!といった基本マナーさえ押さえておけば、後は彼女との食事を楽しみましょう。
そして、念のためコース料理を食べに行く予定にしていることは彼女にも伝えてあげましょう。
いきなりのコース料理は、結構びっくりしてしまいます。
サプライズとして考えているなら、彼女がマナーをわからずあたふたしていたら、そっと教えてあげましょう。
“こうやって食べるみたいだよ”とあなたも慣れていないということを示して気楽にしてあげてください。
素敵なクリスマスディナーになりますように。