あがた祭り宇治2019の屋台時間と場所!混雑具合や交通規制・アクセスも解説
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京都・宇治で開催される県祭り(あがたまつり)は、奇祭の一つ。
灯りを消して、暗闇の中開催されることで”暗闇の奇祭”としてもしられています。
毎年6月に宇治市で開催され、屋台の多さでも有名で大変な賑わい!
お祭りでは、屋台グルメを楽しみにしている方も多いですよね。
あがた祭りで屋台・夜店は何時くらいから何時まででているのか?
どこにでるのかという点も気になりますよね。
今回は、そんなあがた祭り 宇治2019の屋台情報(時間や場所)・混雑具合や交通規制・アクセスなど県祭りの情報を詳しくお伝えします。
目次
あがた祭り2019の屋台は何時から何時まで?
最初に、県祭り2019の日程と時間をご紹介しておきますね。
[開催日程]
2019年6月5日~6月6日
[開催時間]
朝御饌の儀 10時~
夕御饌の儀 17時~
梵天渡御 5日22時頃~6日1時頃
※県祭りの開催日と時間は毎年固定
メイン儀式といえるのが、深夜に開催される梵天渡御。
ちょっと、その時間にびっくりですよね。
となると、あがた祭りでは屋台はどの時間帯に出てるのでしょう。
あがた祭りで屋台がでる時間
屋台の時間:6月5日12時頃~22時
県祭りの開始は、夜10時と遅いのですが屋台(露店)はお昼ごろから出店が始まります。
さすがに、午前中は準備中などでほぼ開いてないので、あがた祭り屋台を楽しみに行くなら昼以降に!
屋台の数の多さでも人気があり、その数500店以上!
ずらりと並んだ屋台は圧巻で、屋台好きにも堪らないお祭りです。
で、注意したいのが実際あがた祭りが本格始動するころには屋台・夜店は締まっているということ。
22時以降は、完全に屋台は閉店状態です。
夜店によってバラバラということではなく、全店店じまいしてしまいます。
あがた祭りが始動するのが深夜ということもあり、露店をメイン・むしろ露店を楽しみに来る人も多い宇治のお祭りです。
あがた祭りで屋台がでる場所
あがた祭りで屋台・露店が出る場所ですが・・・。
宇治橋通りの二路をぐるっと回るようにして、沢山夜店が並んでいます。
■ 宇治橋通り
■ 平等院表参道
■ あがた通り
あがた祭りで屋台がでるのは、この辺りですね。
あがた祭りで屋台を楽しみたい方は、間で縣神社があるので帰りは反対の一路を進んでみてください。
露店を制覇するような感じで回るのも楽しいですよ^^
屋台が充実しているので、子供連れの家族も多くワイワイと楽しめます。
ちょうど暑くなり出す時期なので、かき氷や冷やしキュウリがおすすめ!
もちろん、定番屋台グルメたこ焼き・焼きそばなどもありますよ。
あがた祭りの日の晩御飯は、屋台グルメで済ませられるでしょう。
あがた祭りの屋台 お祭りが終わる前に店じまいする理由
京都の県祭りは、暗闇の奇祭ともいわれてるだけあって灯りを消して街中を通る儀式があるんですよね。
それが、このお祭りのメインと言っていいほど。
梵天渡御(ぼんてんとぎょ)というのですが、お神輿を担いだ男衆が通過します。
この儀式の際、辺り一帯の灯りを消すため屋台もそれまでに店じまいしておく必要があります。
昔からのあがた祭りの風習を守るため、屋台の人もちゃんと協力しているわけですね。
あがた祭りの混雑具合
あがた祭りの混雑具合ですが、かなりの混雑となります。
開催日が、平日か週末かで混雑状況の変動はありますが、基本的には混雑必至と思っておきましょう。
小さな子供連れの方は、はぐれたりしないように目を光らせていなければいけません。
露店・屋台が充実している為、可愛い露店などを見つけるとすーっと行ってしまうんですよね。
あがた祭りで混雑を避けたい場合・・・。
平日開催に限りますが、夕方前までなら比較的空いています。
週末開催の年は、昼間から混雑が始まっているので覚悟するしかありません。
そして、あがた祭りで混雑がひどくなる時間は、夕方~21時ごろ。
21時を過ぎる頃には、だいぶ人が引いています。
というのも、宇治市の小学校・中学校では、子供たちが県祭りにいていいのは8時または9時までと決められているから。
その時間までに、子供連れの方や中学生が帰るためサーっと人が引くんですよね
ちゃんと先生も見回りに来ていますから、守らないわけにはいきません。
ただ、屋台も22時には締まるので・・・
屋台好きさんは、やはり22時までに行きたいですね。
なので、県祭りでは混雑覚悟でいきましょう。
県祭り 雨天時はどうなる?
雨が降った場合はどうなるのか気になりますよね。
県祭りの公式サイトには、明記されていませんが・・・。
基本的には、雨天決行です!
過去、県祭り当日に雨が降っても梵天渡御にでています。
ただ、あまりにも悪天候ともなると危ないので中止することはあるでしょう。
天気が悪い時は、念のため電話で確認してみると確かですね。
お問い合わせ先:0774-22-3141
県祭り2019の交通規制の時間と場所
県祭り2019の当日は、周辺道路で交通規制が敷かれます。
お祭り当日は、会場周辺に交通規制が敷かれます。
あがた祭りでの交通規制は、以下の場所・時間です。
場所 | 時間 |
宇治駅・あがた神社周辺 | 10時~深夜1時 |
宇治橋若森線 | 11時~深夜1時 |
県神社御旅線 | 0時~深夜1時 |
例年、県祭りの交通規制はほぼ同じです。
ですが、微妙に変わることもあるので、発表された県祭り2019の交通規制図を確認してくださいね。
県祭り2019の交通規制図
こちらが県祭り2019の交通規制図なのですが、
特にチェックしておきたいのが県祭り2019で、歩行者専用になる道路ですね。
この赤い細いチェックになった部分が、県祭り2019で歩行者専用・車両通行止めになる道路。
歩行者も、原則として時計回りのみの一方通行になります。
もちろん通行止めで、車は迂回することになるので気を付けてください。
県祭りへのアクセス方法
県祭りは、県神社周辺で開催されますので県神社へのアクセス方法をご紹介しますね。
電車でのアクセス
宇治駅で下車/所要時間:徒歩約9分
【京阪】
宇治駅で下車/所要時間:徒歩約8分
県祭りでは、交通規制も敷かれますし、かなりの混雑となるのでできるだけ公共交通機関の利用をおすすめします。
車でのアクセス
住所:京都府宇治市宇治蓮華72
宇治東ICから縣神社への経路
宇治東ICで降りる→府道7号線を経由
→府道3号線を走る→県神社周辺に到着
所要時間:約6分
県祭りに駐車場は?
京都宇治の県祭りですが、専用駐車場はありません。
県神社にも駐車場はなく、臨時で駐車場が設置されることもないのでご注意ください。
但し、民間の有料駐車場が県神社周辺にあります。
タイムズJR宇治駅前
住所:京都府宇治市宇治戸ノ内21-2
収容台数:30台
入出庫可能時間:24時間
駐車料金 : 8時~20時 200円/40分
20時~8時 100円/60分
最大料金:あり
700円(平日)
1,000円(土日祝)
最大料金は、24時を跨ぐとリセットされるので気を付けてくださいね。
収容台数は多くないのですが、24時間入出庫可能なので夜までお祭りを楽しむことが可能な駐車場です。
最大料金も設定されているので助かります。
ですが、周辺駐車場はどこも小さめの駐車場でこちらもすぐ満車になる可能性が高いです。
満車かどうかの確認はこちらでできます。
チェック★タイムズJR宇治駅前駐車場の空き状況を見る
宇治駐車場
こちらの駐車場は、収容台数も多いのですが営業時間が18時までです。
その為、昼間に県祭りの行事や露店を楽しむ方におすすめの駐車場になります。
住所:京都府宇治市宇治塔川122
収容台数:75台~最大200台
入出庫可能時間:8時~18時(3月~11月)
8時~17時30分(12月~2月)
駐車料金: 700円(普通車)
300円(バイク)
1,000円(大型車)
※バスの台数が多いと普通車の収容台数が減ります
県祭りでは、周辺の有料駐車場を使用することができますが、収容台数の少ない駐車場がほとんどです。
交通規制で、利用できない駐車場もでてくるので電車での来場をおすすめします。
県祭りの見どころ
では、県祭りのココを見てほしい!という見どころのご紹介です。
見どころ1:県祭りの梵天渡御・梵天神輿
屋台も店じまいされ、いよいよ県祭りのクライマックスともいえるメイン儀式。
暗闇の中、梵天神輿が出発!
約1600枚ともいわれる沢山の御幣を束ねてできた梵天に、神様をお乗せした神輿が街に繰り出します。
宇治の男衆が、がっつりと梵天神輿を担ぐ姿は勇ましくいですよ!
梵天神輿が通る時は、周辺の家も灯りを消すので空気ががらりと変わります。
そして、”縦振り・横振り”と梵天神輿を激しく揺するのですが迫力がありますよ。
ただ、少しややこしいのが、
県祭奉賛会・県神社の2つに梵天神輿が分かれていること・・・。
見どころ2:ぶん回し
県祭りの最大の見どころとが、このぶん回し。
先ほど縦振り・横振りもすごいですが、男衆が力いっぱい激しく梵天を神輿を回しにかかります。
先ほど書いたように、この梵天神輿が2つあります。
県祭奉賛会のぶん回し
23時:宇治神社御旅所を出発!
男衆が、梵天神輿を迫力のある様子で担ぎ、街に繰り出します。
前後左右に揺らす縦振り・横振り、
そして激しく梵天神輿を回す「ぶん回し」を宇治の街中で披露!
その迫力に、わ!と歓声が沸き起こり、その勇ましい姿に拍手が送られますよ!!
県神社のぶん回し
23時30分:梵天渡御前の儀式開始
梵天神輿を男衆が担ぎ、県神社境内にある御神木の周囲を3周。
深夜0時:梵天渡御へ
梵天に神様をお乗せして、担がれた神輿は県神社の境内をでていきます。
交差点にて、縦振り・横振り・そして激しく梵天を回す”ぶん回し”の瞬間です!!
迫力あるぶん回しで観客を沸かせたあと、境内へ。
境内に戻った後、玉くしの奉納など神事が催されます。
県祭りが分裂?
梵天渡御が二つに分かれているとお話しましたが、あがた祭りはまさに分裂状態。
本来は、梵天渡御が一緒に行われていたのですが2004年から分裂して互いに梵天を作るようになりました。
宇治神社お旅所を出発→県神社で神移しをする
→宇治神社まで渡御する→県神社での還幸祭
2003年までは、力を合わせて執り行われてきたのですが・・・。
県神社と県祭奉賛会の関係が、2003年を境にこじれてしまったとのこと。
そして、翌年から互いに梵天渡御にでるという異例の神事での分裂騒動が勃発!
観客としては、ぶん回しを見る機会が増えますが、神事で分裂騒動っていうのはちょっと悲しいですね。
また、関係が修復して一緒に梵天渡御が行われますように!
県神社周辺カフェのおすすめ
あがたまつりでは、屋台がとても多いので食べるものには困らないのですが。
せっかくなので、宇治ならではの美味しいスイーツがあるカフェに寄ってみませんか?
宇治のおすすめカフェ:伊藤久右衛門
ネット通販などでも購入可能ですが、通販では食べられない抹茶スイーツも沢山あります。
もう、抹茶の香りが全然違うのでぜひ食べてほしいですね。
ただ、そもそも人気観光地の宇治市・さらに人気のカフェということで普段から大混雑。
県祭りの日の伊藤久右衛門は、さらに混雑具合に拍車が掛かるでしょう。
昼間にあがた祭りに行かれる方であれば、伊藤久右衛門が空いている時間を見つけられる可能性も。
あがた祭りの露店・夜店もいいですが、宇治に来たらもチャンスがあれば伊藤久右衛門にも寄ってみてくださいね。
あがた祭り宇治2019 まとめ
あがた祭りは、暗闇の中で迫力ある雰囲気で神輿が練り歩く珍しいお祭り。
昼間から屋台が立ち並び、県祭りの祭事のみならず露店が楽しめるお祭りとしても人気が高いです。
メイン儀式ともいえる梵天渡御の頃には、屋台が締まってるので気を付けてくださいね。
県祭りの最大の見どころ”梵天渡御の激しい揺らしとぶん回し”は必見です!
初めて見ると、その迫力に圧倒されますよ。
暗闇という特殊な雰囲気の中で繰り広げられるので、その迫力に拍車が掛かります。
時間が許すなら、ぜひ県祭りのぶん回しも見ていってくださいね。