バレンタインのチョコが分離!原因を踏まえて復活させる方法・再利用法も!
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バレンタインに、手作りチョコを作る!
いざ、生チョコを作り始めたのはいいけど、チョコを溶かす時に分離・・・。
溶かして、固めるだけ♪と簡単に思えるのですが。
案外、この分離の壁にぶち当たる人も多いのです。
特に初めて作る時は、チョコの分離で失敗しやすいです。
そこで、今回はバレンタインのチョコ作りで分離した場合に、その原因と復活させる方法、人には渡せないという時の再利用アイデアもご紹介します。
バレンタインのチョコが分離
バレンタインの手作りの定番といえば、生チョコ。
簡単そうにみえて、意外とチョコを溶かす工程で悩まされる。
あれ・・このサラっとした液体はなに?!
なんで?これどうするの?と焦ってしまいますよね。
とりあえず、何とか分離の状態から復活させたい!と思ってしまいますよね。
ですが、一旦落ち着いて何が原因で分離したのか考えてみましょう。
新たなチョコで作り直すにしても、復活させるにしてもなぜ分離が起きたかがわからないと、同じ失敗を繰り返すこともあるので(;・∀・)
チョコが分離する原因
■ 溶かす際の温度が高い
湯煎で溶かす人が多いと思いますが、お湯の温度は約50℃。
熱すぎると分離しやすいので、不安な時は50℃より少しだけ低めにしてやってみましょう。
100均などでも温度計があるので、持ってない人は一つ持っておくと便利ですよ。
■ ボウルに水滴がついていた・水が入った
使うボウルに水分がついていないか、チョコを入れる前にしっかり確認して、少しでも水滴があれば拭きとりましょう。
そして、チョコを溶かすことに夢中になってると、知らず知らずのうちにチョコに水が入ってしまっていることもあります。
お湯の湯気も良くないので、お湯を入れたボウルの方に小さいボウルを使うと、こういった失敗を防げますよ。
そして、溶けやすいようにチョコを刻む場合にも、まな板の水分に気を付けないといけません。
まな板が乾いていることはもちろんですが、さらにクッキングシートなどを敷いて、その上で刻むようにすると、わずかな水分からも守れます。
その他、包丁・ヘラなどもしっかりと水分をふき取るようにしましょう。
■ 生クリームの加熱しすぎ
生クリームは、温めすぎてもいけません。
目を離さず、沸騰する前には火を止めるようにしてくださいね。
約85℃くらいになれば、OKです。
■ 溶かしている時のチョコの混ぜ方
チョコは、湯煎を始めてすぐに混ぜてはダメ!
ある程度、熱がチョコに行き渡ってから混ぜるのがポイント。
チョコがしっかり溶けだしてくるのを、じっくり待ってから“ゆっくり”混ぜるようにしましょう。
慌てなくて大丈夫です。
急いでガシガシ混ぜると、分離の原因になるのでゆっくりゆっくり!を意識してください。
チョコレートの分離の原因は、ほとんどがこの4点です。
次回は、これらの点に気を付けて生チョコ作りをしてみてください。
チョコが分離した時に復活させる方法
では、この分離チョコをどうにか戻す方法を確認しましょう。
分離したチョコの戻し方
1. しっかり水気をふき取ったボウルに刻んだチョコを入れる
2. 約50℃のお湯で湯煎にかける
3. 生クリームを温める
4. チョコが全体的に溶けだして来たら、ゴムベラでゆっくり混ぜる
5. チョコが溶けたら、生クリームを少し(大さじ1程度)入れる
6. ゆっくり優しく混ぜる
7. ボウルを湯煎から離して15秒ほどゆっくり混ぜる
8. 湯煎に戻して、ゆっくり混ぜる
生クリームを少しずつ足しながら、7~8の工程を繰り返して様子をみましょう。
ですが、この方法も絶対に成功するわけではありません。
これ無理だ・・・と思ったら、ある程度のところで諦めてしまいましょう。
また、チョコレートの種類も分離のしやすさに影響します。
市販の板チョコを使う人も多いと思いますが、市販の板チョコは植物油脂が含まれていることも多く、もともと分離しやすいのです。
おすすめは、製菓用のクーベルチュールチョコレート。
分離しにくいので、次に作る時にはチョコの種類から気を付けるのも賢いといえますね。
チョコレートが分離 再利用の方法は?
なんとか分離したチョコを復活させようと試してみたけど、どうにも戻らない。
でも、分離したとはいえチョコを無駄にしたくない。
もったいないので、自分で使っちゃいましょう。
ただ、分離したチョコをやはり食感も味も微妙。
そのまま食べると、それがストレートに伝わってきます。
味は落ちるけど、これなら!という使い道はこちらです。
【ホットチョコレート】
一番簡単なのが、ホットチョコレート。
温めた牛乳に、溶かした分離チョコを入れて出来上がり。
一番手間が掛かりませんね。
【分離チョコを焼く】
1. トースターの天板にクッキンシートを敷く
2. 1㎝程度の厚みで円や四角に形を整える
べちゃっとしている時は、スプーンでクッキングシートの上に落として、厚みや形をある程度整えるとやりやすいです。
3. トースターで約2分
※焦げやすいので様子をみて焦げそうなら止める
4. 焼けたものを出して焦げてないかチェック
※焦げていたら、この段階で削りましょう
5. 冷ましたら出来上がり
焼き上がりは、かなり熱くなっているので火傷しないように気を付けてくださいね。
他には、ガトーショコラやブラウニーに使うのもおすすめですよ。
バレンタインのチョコが分離 まとめ
バレンタインチョコの手作りは、何よりチョコを溶かす工程が重要!
他に失敗するようなポイントが、ほぼないと言えるほど。
とはいえ、失敗してしまったら仕方ありません。
予備がない場合は、何とか復活させたいですよね。
100%ではないですが、ご紹介した方法で戻すことも可能なので一度頑張ってみてください。
ですが、やはりダメだ・・・というときは諦めて自分用に再利用してしまいましょう。
次回は、分離しにくいチョコを使う!
また、予備の材料を用意しておくと万が一分離しても安心ですね。