インフルエンザ予防接種の効果は?受ける時期・持続期間は?
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毎年、冬になると大流行するインフルエンザ。
予防接種の効果はあるのでしょうか?
私も、インフルエンザにかかったことがありますが、40度を超えてとにかく辛かったです。
あの辛い症状を知っていれば、誰しもかかりたくありませんよね。
だけど、予防接種ってどうなの?と受けるか悩んでいる人もいるかと思います。
今回は、そのインフルエンザの予防接種の効果や受ける時期、持続期間についてお伝えしたいと思います。
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インフルエンザ予防接種の効果
辛い症状を伴うため、出来る限りの予防をしておきたいですが、インフルエンザ予防接種の効果はどの程度でしょうか?
健康な状態の人であれば、約7割程度といわれています。
インフルエンザ予防接種を受けたのに、感染した!という話を聞いたことがある人もいますよね。
そうなんです。
100%感染を阻止できるわけではありません。
インフルエンザ予防接種の効果
・発症リスクを下げる
・重症化するのを防ぐ
インフルエンザ予防効果は、その人の免疫などにより個人差が生まれますが、一定の効果はあるもいうこと。
また、予防接種済みの人がインフルエンザを発症した場合の症状軽減にも個人差があります。
私の周りでも・・・
・高熱もでず軽い症状だった
・高熱がでた
と、発症した際の症状も同じ予防接種を受けていても差がでます。
免疫力などはもちろんですが、感染したウイルスの種類がワクチンの種類と違ったのかもしれません。
このように、あくまでリスクを下げる為ですので、100%防げないなら意味がない!と感じる人はこの点も踏まえて検討してみてください。
ただ、小さなお子さんや高齢者がいるご家庭であれば、家族のためにも自分からの感染リスクを下げることは大切です。
成人に比べて、免疫力も低く重症化すると命の危険にもさらされますので、この点も考えてインフルエンザ予防接種について検討してみてくださいね。
また、予防効果は100%ではないので手洗いやマスクなど、通常の感染予防との併用も忘れないようにしましょう!
インフルエンザ予防接種を受ける時期
インフルエンザは、1~2月頃にピークを迎えます。
12月には感染者が増え始めるので、インフルエンザの予防接種を受けるなら時期は12月に入るまでにしましょう!
予防接種は、打ったその日から効果があるわけではありません。
だいたい、ウイルスの抗体ができるまで2週間は見ておきましょう。
抗体ができるまでの期間を考えると、11月中旬ごろには予防接種を済ましておきたいですね。
予防接種をしても抗体ができる前だと、その予防効果は得られないので流行しだす時期の前に受けることが大切になります!
但し、卵アレルギーの方はインフルエンザの予防接種が受けられません。
軽度であれば、受けられることもあるので医師に相談してみましょう。
また、何らかのアレルギーがある方もちゃんと確認するようにしてください。
11月には、大抵の病院がインフルエンザワクチンを用意してあるでしょう。
かかりつけの病院がある場合は、いつから受けられるか聞いてみるのもいいですね。
インフルエンザ予防接種の持続期間
インフルエンザ大流行中に効果が切れたら、最悪ですよね・・・。
インフルエンザ予防接種を受けた場合、その効果はいつまで続くのでしょうか?
持続期間は、約5ヶ月といわれています。
つまり、12月までにインフルエンザの予防接種を受けていれば
・1~2月のピーク時
・まだまだインフルエンザが多い3月
と、要注意期間は予防接種の効果が続きます。
ですが、流行が始まってから予防接種を受けても無駄ではありませんよ。
流行期間は長いですから、感染のリスクは下げられます!
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まとめ
インフルエンザは、大人でも我慢できないほど辛い症状がでますよね。
予防接種の効果は、個人差もありますがリスク軽減の効果はあるので少しでもリスクを減らしたい!という人は受けましょう。
特に、高齢者や小さなお子さんがいるご家庭であれば、家族のためにも受けておくと良いですね。
もちろん、どちらにしても基本の手洗いやマスク・アルコールを使うなどの予防法も忘れずに行うことが大切です。
免疫力も大きな鍵なので、しっかり栄養を摂り、ストレスや疲れにも注意してインフルエンザ予防をしていきましょう。