台風で停電になった時の備え!必要な物・あると便利なものを実体験から学ぶ
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ここ数年、異常気象と言われる天気も増え、いつ自分が災害に巻き込まれるかわかりません。
そして、私も台風の影響で約4日間の停電を経験しました。
数時間の停電しか経験がなかったので備えが足りず、とても後悔することに。
台風到来の時期って、7~9月と暑い時期なので暑さのことも考えておく必要があります。
そんな私の経験から、台風で停電した時の備えとして、必要なもの・あると便利なものをご紹介します。
目次
台風で停電になった時の備え
猛烈な台風で、初めて長期間停電から復旧しないという体験をしました。
夜には停電から復旧するだろうと甘く考えていたのもあって、いろいろ備えが足りず後悔することに・・・。
やっぱり実際経験してみないと、必要な防災グッズなどがよくわからないものですね。
最近、自然災害がとても増えてるので、さすがに防災グッズを備えておこうと考えだした人も多いと思います。
そこで、体験談をもとに停電時に必要な物をご紹介するのでチェックしてみてください!
停電で必要な物
では、長期間の停電に備える時に必要な物、ないと不便なものをご紹介します。
懐中電灯類
誰もが頭に思い浮かぶ懐中電灯ですが、普通の手持ちタイプだけでは正直不便です。
手持ちタイプのほかに、ランタンなどの置き型タイプが停電時には備えておくことをおすすめします。
一人暮らしの人など、スマホのライトがあるし♪って思っていると後悔します。
もちろん、懐中電灯も必要ですが照らせる範囲が360度ではありませんよね。
その為、部屋の灯りとして置いておくには暗くて、過ごしづらいんです。
我が家はランタンがなくて、懐中電灯で頑張りましたがランタン必要!って強く思いました。
トイレの時とかにも、入り口近くに置いておくと見えやすいです。
我が家は、手持ちの懐中電灯しかなかったから入り口付近に台になるようなものを置いて、その上に置いてました。
台風の後、100均で置き型のプッシュライト買ったのですが明るいです!!
そして、やっぱりLEDの懐中電灯やランタンが明るくておすすめ。
我が家が購入したのは、5つの充電方法があるこちらのランタン。
天気が悪いとソーラー充電だけでは難しいし、電池がなくなることもあるのでこのタイプに。
念には念をという感じですね。
懐中電灯ですが、ダイソーとかにあるミニサイズのLEDライト!
これがとても優秀でしたよ!
キーホルダータイプなので、カバンや鍵などと一緒にもって日頃から持ち歩いておくといいかも。
結構明るいし、電池も入って売っていて100円♪
これが、家に3つあったのですがとても活躍してくれました。
停電時に買いに行っても、根こそぎ売れてしまってるので事前に買っておいてくださいね。
乾電池
NOPOPO水電池サイズ変換アダプターセット
懐中電灯やランタンなど、災害時に必要なもので電池を使うタイプも多いですよね。
どんな電池のタイプが必要か確認して、必ず常備しておきましょう。
長期保存できる水電池は、災害時に便利です。
唾液やジュースなど水分を含むものならなんでもOK!
あまり使わない単三電池を使う場合などは、
切らさないように気を付けるか、単3電池3つで単1電池になる電池アダプターなどを一つ用意しておくのもおすすめです。
100均とかにも電池アダプターはありますよ。
100均でなかったとしても、電気屋さんとかでも100円台で買えます。
モバイルバッテリー
スマホを使っている人が多いと思いますが、モバイルバッテリーも必要な物の一つ。
停電復旧が遅くなるとは思わず、満充電にしておかなかったことが仇となり二日目には大分減ってました。
停電の時は、固定電話が使えないので何かあった時のスマホの電池切れとなると、一歩間違えば生死にかかわることになりかねません。
お恥ずかしい話、私は停電の時に固定電話が使えないことに気づいてませんでした。
そして、こんな時に家族が倒れたりしたら・・・ととても怖くなったんですよね。
近所には、高齢者だけの世帯も多かったので、固定電話が使えないって怖い事だなって。
普段毎日充電しないような使い方をしてる人でも、モバイルバッテリーは必要です。
友人などからの心配のラインやメール、災害情報も入ってくるので電池はすぐに減っていきます。
夜なんて、真っ暗ですることもないのでどうしてもスマホを触りたくなるし・・・。
モバイルバッテリーもいろいろありますが、停電が長引いた時の為に、ソーラーパネル式のものにしておくのが良いです!
停電復旧の情報が知りたいのにラジオでは、触れてくれなくてやきもきする時間も長くてそれもストレスになります。
その為、スマホの充電手段は必須!
停電で充電できる場所が解放されたりしますが、何時間も並んだり・・遠かったりしますから。
ただ、モバイルバッテリーは使っているスマホに対応する変換ケーブルが別途必要な場合もあります。
こちらも、モバイルバッテリーと一緒に停電前に備えておきましょう。
そして、届いたら必ず使ってみて充電具合を確かめてみてくださいね。
被災時にスマホの電池をできるだけ持たせる方法
モバイルバッテリーがなくて、停電時にスマホの電池をできるだけ持たせるためにこれらの事を実践しました。
- 画面の灯りを最大限暗くする
- wifi/モバイル通信を切る
- 使うとき以外は電源を落とす
使わないようにするのが一番ですが、災害時は何かとスマホの着信音がなります。
電池がないと伝えても、心配で連絡が増えてしまうものです。
なので、使うとき以外は通信を切ること!
そして、私は電池残量20%くらいを切ったあたりから、さらに使うとき以外は電源を落としました。
モバイル通信も切っておきましょう!
これはですね、モバイル通信を切ってから電源を切らないと、電源を切っていても通知ランプが光っていたから。
なので、電源を切るだけでなくモバイル通信も切ったうえで電源を落とすのがおすすめ。
使うときに電源を入れて、通信をONにして必要最低限の連絡や情報収集に留めました。
こうすると、電池の減り方が一気に減速しました。
ラジオ
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テレビは、もちろん見られませんので情報源がラジオくらいしかなくなります。
我が家はPCの充電はあったけど、停電するとwifiが使えないのでそもそもインターネットができません。
灯り代わりになってたくらい(;・∀・)
スマホでラジオなどを聞いてると、電池の減りも速いのでスマホの電池はできるだけ温存!
特に夜ですが、真っ暗ですることもないので音がないと精神的にきつい。
自分が思っている以上に、身体も疲れるので気を紛らわすためにもラジオは必須。
家族がいる場合は、複数あったほうがいいかも。
みんな余裕がないので、イライラしたりすることもあるので・・・。
好きなチャンネルにできた方が精神的にもいいと思いましたね。
多機能タイプは、ライトにもなるし電池や充電方法も豊富で便利!
停電時には、一つはあると心強いです。
保存食・保存水
特にオール電化のご家庭は、保存食が必ず必要になります。
冷蔵庫のものを使いたくでも、調理も温めもできないので我が家も食料はいろいろありましたが、オール電化だったので調理できず、そのまま食べられるものが少なくてきつかったです。
ラーメンとかもお湯が用意できないですしね・・・。
車があって開いてるお店までいっても、おにぎりやパンなどそのまま食べられる食料は棚が空になります。
売られていても、争奪戦という感じであっという間になくなるので期待できません。
そして、停電と断水が併発したことや水が濁る可能性も考えて、保存水も確保しておきましょう。
停電・断水などが長くなると、自治体から保存食・保存水の支給があったりしますがすぐには貰えません。
私の地域で、だいたい被災した翌々日の夕方でした。
なので、よく言われるように防災を考えると3日間は生き抜ける保存食(非常食)や保存水(目安:一人9リットル)を用意することが大事です。
ご家族の人数なども踏まえて、準備しておいてくださいね。
こちらは、5年保存がきく非常食で12種類入ってるので飽きずに食べられます。
電気も要らずで食べられるし、国産米でお子さんにも安心して食べさせられます。
ただ、こちらは水が少量の水が必要なので保存水の用意も必須です。
水不要のパンなども用意しておくと安心ですね。
お米もいいけど、パンも食べたくなるという人が被災時は多いですからね。
同じような物ばかりだと、食欲湧かなくなったりするのでパンも備蓄しておくと良いでしょう。
ちなみに、自治体から配られる非常食ですが、防災無線(防災放送)でお知らせがあるけど聞き取りにくいし受け取り場所が遠いと厳しいですよね。
地域によっても違うと思いますが、私の地域は保存食・飲料水のセットを配る数が決まっていて防災放送から30分~1時間以内で配布終了のアナウンスが流れました。
受け取り場所も一か所でしたし、欲しいけど遠いし間に合わなかった・貰いに行けなかった人もいたと思うんですよね。
なので、停電中にも食べられる非常食・保存水は多めに用意しておいたほうが無難です。
最低でも、非常食は3日分用意しておいてください。
うちわ
台風到来の時期は、暑い時期も多いですよね。
エアコンはもちろん、扇風機も使えないのでうちわも台風の停電では必需品。
台風被害の片付けとかもあるのに、家の中も暑いから特に熱中症に気を付けないといけません。
扇ぐものでもないと、本当にやってられないし体調が悪くなります。
冷蔵庫も使えないので、家に冷たい飲み物もないですしね。
安いものだし、家族の人数分は用意することをおすすめします。
簡易トイレ
これは、住宅環境にもよりますがマンションの人は停電とともに断水も起こるところが多いです。
ポンプで水を吸い上げて、各お宅に水が流れてるのでこのポンプが停電で止まって断水します。
停電だけなら、バケツに水を入れて便器に流し込めば流れるのですが、断水だとその水が用意できないですよね。
なので、マンションの方などは簡易トイレが停電時に必要になります。
あと、断水じゃなくても温水洗浄便座は停電時動かなくなります。
メーカーにもよりますが、停電時に手動でも流す方法が用意されてます。
災害が起きる前に、取扱説明書を確認してやり方をチェックしておいてくださいね。
停電が長い場合は、乾電池で動かせるタイプもあるので乾電池の種類も確認して、常備しておきたいですね。
ろうそく・ライター
電池などが必要ないロウソクも、停電時は活躍してくれました。
ランタンや懐中電灯ほど明るくないけど、ロウソクの光はちょっと落ち着きます。
あちこちにランタンを用意するのは費用もかさむし電池の持ちも気になります。
予備的にロウソクがあると、心強いですね。
暗い中でロウソクが倒れたら危ないので、背の低いタイプがおすすめ。
ろうそく置きなどがなかったので、お皿にアルミホイルを敷いて使いました。
ライターでも十分ですが、チャッカマンがあった方が火をつけやすいかも。
ちなみに停電になってから買いにいっても、ろうそくもほぼ売り切れてます。
我が家は、かろうじでダイソーのアロマキャンドル12個セット一つが買えました。
高さ1㎝もないくらいだと思いますが、2時間は余裕で持ちましたね。
固形部分が溶けて、液体になってからもロウソクが灯ってくれるんですよね。
残りは、万が一また被災してしまった時のために大切に保管してあります。
何もないのが一番ですけど・・。
ただ、火事にも気を付けないといけないので寝る時などは忘れずに消しましょう!!
停電であると便利なもの
実際に約4日間の停電を経験してみて、必要な物をご紹介しました。
では、停電の時にあると便利というものも見ていきましょう。
トイレットペーパーの買い置き
トイレットペーパーってなくならないように買い置きもあると思いますが、多めにあった方がいいですね。
今回、断水になったお宅も多かったせいか、トイレットペーパーの消費が多くなったようです。
ウォシュレットが使えなくて、トイレットペーパーが使う量が増えるからでしょう。
で、やっぱりいつ停電や断水が復旧するかわからないから、不安になって念のため買うという人も増えてしまう感じ。
トイレットペーパーがごそっと売り場からなくなってました。
アルミホイル・ラップ
こちらもだいたいのご家庭であると思いますが、洗い物を減らすためにお皿に巻いて使ったり。
先ほどのロウソクの下に置いたりとかにも使えます。
断水してなくても、夜は暗くて洗い物も大変だし。
何より、何日か続くと物凄く体がきついです。
停電って、こんなに体しんどいの?と自分でもびっくりしたほど。
なので、労力を減らすという点でもラップなどを活用すると良いですね。
電池式扇風機
夏場に停電したら、とにかく暑いです。
私が経験したのは9月でしたけど、まだまだ暑いですし体力奪われます。
うちわがあれば、だいぶ違いますがずっと扇いでおかないといけないのでそれも疲れます。
なので、あると便利だった・・・と家族で声が上がったのが電池式扇風機。
8月ならもっと暑かっただろうし、夜扇ぎながら寝るっていうのも大変ですから。
特に高齢者や小さなお子さんがいるご家庭とかだと、台風で停電した時に便利なものだと思います。
電池でもいいし、モバイルバッテリーなどからUSB充電もできるから便利です。
シガーソケットのUSBタイプ
車をお持ちのご家庭であれば、シガーソケットもあると便利。
災害時は、携帯ショップなどが充電ブースなどを作ってくれたりしますが、とにかく人で溢れるのでなかなか充電できません。
その為に、疲れてるなか出かけるのも大変だったりします。
その為、車がある人は一つシガーソケットを持っておくと、ガソリンさえあれば充電できますよね。
モバイルバッテリーなどを持っていても、家族分に使うとすぐなくなりますし。
そんなモバイルバッテリーやスマホなど、
USB充電できるタイプのものを充電できるシガーソケットUSBを持っておくと便利です。
我が家もすぐに買いました。
USBポートは、2つくらいあった方が家族のも一緒に充電できて便利ですよね。
急速充電もできるのも助かります。
両面どちら側から挿しても大丈夫なので、使い勝手もいいです。
充電の待ち時間にストレスを溜めることもなく、車で充電できるので一つ車につけておくと安心ですね。
台風で停電したときの備え まとめ
私もですが、備えて置かないとと思いつつ防災グッズを用意できてない人も多いと思います。
いろいろ買い置きがあるし、大丈夫だろうと思っていたのも事実。
だけど、いざ台風で被災して停電になると、あれもこれも足りない。
どこに置いたかわからないなんてことも多かったです。
今、停電時に必要な物を考えてるなら今用意しましょう。
そして、防災グッズは一つにまとめておくことが大事です。
実際経験すると、想像以上に大変な思いをしました。
我が家もそのうち・・・ではなく、早速今回必要なものとして痛感したものを揃えました。
災害が起きないのが一番ですが、被災した時のために必ず備えておいてほしいです。