一人暮らし女性の防犯対策!玄関のサムターン回しに注意!
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女性の一人暮らしは、防犯面が心配ですよね。
物騒な世の中になってきたし、一人暮らしの女性は特に注意が必要です。
だけど、初めての一人暮らしだと、防犯対策といってもどんな対策がいいのか。
気をつけることもよくわからなかったりしますよね。
今回は、そんな一人暮らし女性の防犯対策の基本から、玄関のサムターン回し対策など特にに注意する点についてご紹介します。
一人暮らし女性の防犯対策 (必須項目)
女性の一人暮らしは、危ないという印象があるにも関わらず、意外と防犯対策を実践できている人は少ないのです。
実際、被害にあうまでやはりどこか他人事と感じてしまうもの。
ですが、その悲劇は突如訪れます。
油断せず、しっかりと自分の身を守る対策を練りましょう。
では、最低限知っておきたい防犯対策をご紹介します。
●ヘッドフォンやイヤホンをして歩かない
音楽などを聴いていると、怪しい人が近づいてきてもその気配に気づけません。
マンションまで付けられているのに気づかないということも、普通にありえます。
気付いたら、真後ろに・・・。
私は大丈夫と思っていると、ある日被害に遭ってしまうのです。
マンション周辺では、特に周囲の気配に気を付けて、押し込みなどの被害に遭わないように気を付けましょう。
●通話しながら歩かない
人と話しながら歩いた方がいいかな?って思ったりしていませんか?
通話していたら、すぐに助けを呼べる・・だとか。
怖いから通話して歩くという人もいるでしょう。
ですが、それはとても危険な行為です。
通話していても、相手は傍にいません。そして、通話していると周りの気配に気づけなくなります。
●防犯ブザーはカバンの外に!
防犯ブザーを持っていても、カバンの中にしまっていたら意味がありません。
びっくりして慌てて取り出そうとしても、取り出せないものです。
見えないように手に持つ、もしくはカバンの外にぶら下げるようにつけて置きましょう。
●エレベーターで二人にならない
エレベーターは、必ずしも同じマンションの住人だけが使う物ではないです。
そもそも、住人が良い人とも限りません。
悪い人ばかりではないのですが、見極めることもできないですよね。
エレベーターは、短時間ですが密室に変わりはないので気を付けましょう。
安全そうであれば、階段を使うのも良いですね。
●鍵を開ける時は周りの確認を!
鍵を開ける瞬間、もう家だと安心してしまいがちです。
ですが、この瞬間が最も危険といっても過言ではないでしょう。
入る瞬間に、部屋に押し込まれたら誰も気づきません。
素早く室内に入れるように、鍵は出しやすくしておいてください。
ただ、鍵を持ってます。という雰囲気を出して外を歩いていると反って一人暮らし感がでてしまうので服やカバンのポケットなど、さっと出せるところに入れて置きましょう。
●部屋に入ったらすぐ鍵を掛ける
家に入った瞬間、振り返ってすぐ!
家にいる時に鍵をかける習慣がない人は、特に注意しましょう。
ドアを閉めて、すぐさま鍵を閉めることが大切。
在宅時も必ず鍵を締めてくださいね。
ゴミを捨てるなど、短時間部屋から出る時にも必ず鍵を!
●大家さんや管理人さんには挨拶を!
マンションなどによりますが、1階などに大家さん・管理人さんなどがいらっしゃるマンションもありますよね。
挨拶などはしっかりして、何かあった時に助けを求めやすいように顔を覚えてもらいましょう。
●女性の一人暮らしだとバレないようにする
女性の一人暮らしは、押し込みの被害に遭う危険性があります。
その為、一人暮らしだと気づかれないようにすることも大切です。
帰宅時・外出時に、“ただいま”・“いってきます”というのも良いでしょう。
また、洗濯物は部屋干しに。
いくら下着とかを干していなくても、他の洗濯物でも何となく女性ものとわかるものです。
男性ものを干すという話はよく聞きますが、反って不自然さが際立つこともあります。
●郵便物はすぐに取り出す
毎日、必ず郵便受けを確認しましょう。
マンション入り口の集合ポストには、鍵をかけるのを忘れずに。
鍵をしていても、ポストの口から粘着テープなどを付けたものを入れられることはありますが、少なくとも鍵をしてないよりは出しにくいです。
郵便物には個人情報が含まれるものも届くので、こちらから女性の一人暮らしだとバレることも少なくありません。
●公共料金のコンビニ払いは避ける
ひとり暮らしだと、コンビニ払いにする人も多いでしょう。
しかし、コンビニなどの店員にがっつり個人情報が見られてしまいます。
基本的には、そんな情報を悪用する人の方が稀ですが。
その中にストーカーまがいのことをする人がいないとも限りません。
実際に公共料金などの支払いの紙から、個人情報がばれて被害に遭われている女性もいます。
一度手続きをすればいいだけですから、最初にやっておきましょう。
●防犯グッズなら催涙スプレーを
防犯グッズは沢山ありますが、とっさに上手く使いこなせないこともあります。
また、奪い取られて反撃にあうことを考えると迂闊に手を出さない方が良いのです。
その中でも、おすすめしたい防犯グッズが催涙スプレー。
玄関先などに置いておきましょう。
催涙スプレーは、とんでもなく痛くなるよう作られているので、目に入ればそれこそ反撃できません。
長いと1週間ほど痛いほどなのです。
その為、反撃能力を著しく低下させることができます。
ただ、女性からするとなぜ?と思いますが、催涙スプレーを携帯して外出することは違法です。
ストーカーされている、誰かに狙われているなどの正当な理由がある場合のみ、携帯することが許されています。
●入居時に鍵を交換
居者が替わる際に、鍵は交換されているといいますが、やはり不安が残ります。
その為、入居の際に鍵を交換しておいた方が安心です。
とはいえ、賃貸であれば勝手に交換してはいけません。
まずは、大家さんや管理会社に交換してよいか聞いてみましょう。
●カーテンの色や種類に注意
ピンクなどいかにも女性が好みそうな色のカーテンは避けましょう。
私は、水色のカーテンにしていました。
外から中の様子がわからないミラーレスカーテンなどは、防犯にも良いですね。
外から見えない程度に少しだけ開けておくと、在宅中かも?という印象を与えられて、空き巣などの被害に遭いにくいといわれています。
ですが、夜になるとミラーレスの効果が出ません。
その為、ドレープカーテン(厚手)の遮光タイプも内側につけておくことをおすすめします。
押し込みなどの女性を狙った犯罪に対する防犯対策はもちろんですが、一人暮らしは部屋にいない時間も多いので、空き巣対策を念頭にいれておきましょう。
空き巣の場合、下見していることも多いので、狙いにくいと思わせることが大切です。
一人暮らし 玄関の防犯
最近は、手口も巧妙になっているので、もともと付いている鍵では一瞬で突破されてしまうこともあります。
特に、サムターン回しを使った手口が最近増えているようです。
サムターン回しとは
ドアに穴を開けたり、ドアスコープ(ドアについているのぞき穴)やドアポストの隙間から、器具などを室内に入れて、内側から鍵のつまみ(サムターン)を回して開けてしまうという手口。
え??と思うかもしれませんが、空き巣の手に掛かればあっという間に開けられてしまいます。
すると、サクッと玄関からの侵入を許してしまうことに・・・。
サムターン回しに対する防犯
最近、空き巣や泥棒の被害で増えつつあるサムターン回しといった手口。
どんどん巧妙になっていく手口に悩まされますね。
サムターン回しといっても、いろんな手口があるので、それぞれに対する防犯をまずは確認しておきましょう。
ドアにドリルなどで穴を開ける
強引に穴を開けて、そこから器具を差し込んで内側から解錠。
早いと20~30秒で開けられてしまいます。
一番多いといわれるこの手口。
最低限、備えておきたい防犯グッズの一つ“サムターンカバー”
賃貸だと、簡易的なものになってしまいますが、付けておくことをおすすめします。
どこから工具を差し込もうと、最後は鍵に辿りつくわけですから。
ただ、焼いて破るという手口には対抗できません。
ドアの隙間からサムターン回し
マンションによっては、ドアの隙間が大きいことがあります。
数ミリ隙間があれば、その隙間から針金を入れて開けられてしまうのです。
そんな微々たる隙間からも??
と思ってしまいますが、その手のプロはやってのけます。
外から見て、隙間がはっきりわかる・鍵を施錠しているかすぐわかるという方は要注意。
こちらは、そういった隙間をカバーする防犯グッズです。
強度も抜群で、隙間からのサムターン回しに最適!
但し、3ミリ以上の隙間がないと使えません。
新たに穴を空けたり、両面テープを使わないので賃貸に使っても安心です。
ドアスコープからサムターン回し
怖いことに結構簡単に外されてしまうドアスコープ。
そこから、器具を差し込んで開錠します。
まず、ドアスコープは道具があれば外から覗けるということも知っておきましょう。
その為、泥棒への対策だけでなく、覗きへの対策としても必要になるのが、ドアスコープのカバー(蓋)。
器具を使えば、外れてしまうものもあるので、サムターン回し対策としては弱いですが、少なくとも部屋を覗かれてしまう可能性を下げましょう。
テープなどで塞ぐというのも安上がりですが、それでは誰か来た時の確認が難しくなります。
スライドさせるドアスコープのカバー(蓋)にしておいた方が、良いですね。
ドアポスト(郵便受け)
ドアポストも注意しなければなりません。
ポストの口から、工具などを使ってこじ開けられてしまいます。
大胆にも、腕を差し入れて直接開けられるケースも・・・。
郵便受けがドアにしかない場合は、ぐらつきなどがないか確認しましょう。
ぐらついていれば、簡単に突破されてしまいます。
また、手や工具を入れられた際にダイレクトに鍵に手が届かないように、取り出し口は覆っておきましょう。
特に側面に、取り出し口としての隙間が付いているタイプは要注意です。
そして、マンションの入り口にポストが設置されている場合。
こちらのガードで、ポストを封じてしまいましょう。
特に、一人暮らしなどではドアについている郵便受けは必要ないという人も多いです。
賃貸マンションでもつけられるタイプで、原状回復もしやすいのでおすすめです。
私の住んでいたマンションは、集合ポストとドアポストの両方が設置されていましたが、ドアポストは必要ありませんでした。
ですが、郵便受けが危ないという意識がなく、何も防犯対策をしていなかったので、のちに恐ろしい光景を目にすることに・・・。
【関連】女性の一人暮らしの防犯はベランダ・窓・カーテンにも要注意!
一人暮らしの防犯 体験談
ドアポストからのサムターン回しのお話しましたが、女性の場合ドアポストにはもう一つの危険性があります。
郵便受けの形状にもよりますが、外から部屋の中を覗かれてしまうのです。
私が、住んでいた部屋はドアポストが簡易なものだったので、外から郵便受けの蓋をパカっと開けると中が見えてしまっていました。
時々、夜にポストに何か入れるようなガチャっとした音がしてたのですが、いつも何も入っていなくて・・・。
変だな‥とは思っていたのですが、ある日その理由がわかりました。
ポストの音がした時、ちょうどドアの近くにいて何?と思ってみると、なんと人の目が!!
恐ろしくて気持ち悪くて・・・。
住んでいた部屋が、バスルームからでる時にドアに繋がる廊下を通るので、覗かれていたのを知ってゾっとしました。
その後、すぐに応急処置としてタオルで塞ぎ、後でドアポスト用のカバーを買ってきました。
しばらく音に敏感になって、怖かったです。
私もですが、やはり実際に自分が経験してから防犯を意識し始めるという人も多いですよね。
私のように身体的被害がなければ不幸中の幸いですが、襲われたりしてからでは取り返しがつきません。
覗かれただけでも、その後音にも敏感になりましたし、しばらくは気持ち悪かったし怖かったです。
自分は大丈夫と思わず、明日は我が身と思って、まず玄関の防犯対策から意識してみましょう。
防犯グッズはどこで売ってる?
防犯対策をおすすめしましたが、実際防犯グッズってどこで売ってるの?と悩まれる方もいますよね。
購入したことがなければ、わからないものです。
身近でいえば、ホームセンターなどで購入できます。
ただ、私の場合は田舎に住んでいるせいか、あまり防犯グッズが充実しているお店がなかったので、多くは通販で買いました。
一人暮らし女性の防犯対策 まとめ
いまや、防犯対策が必須の世の中になっています。 被害を受けてから、後悔しても遅いのです。
特に女性は、自分の身を守るためにも防犯対策をしておくべきです。
防犯対策をしたからといって、100%防げるわけではなくても、確立は減らせます。
狙いにくいとわかる部屋は、被害に遭いにくいのです。
その為、私は防犯意識が高いぞ!防犯対策しているぞ!とアピールすることも大切です。
まずは、基本の防犯対策を確認。
そして、玄関のサムターン回し対策で必要なものを取り入れましょう。